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他所のカイロプラクティックでひどくなったお客様

 先月の半ば過ぎ、右のお尻から下が痺れて痛いという女性のお客様がいらっしゃいました。最初に来られた来られた時は右足を引きずっていて、まともに歩ける状態ではありませんでした。

 さらに、施術を行う時はまずうつ伏せになっていただくのですが、右のお尻から下が痛くてうつ伏せになれません。見れば、お尻のすぐ上の、通常くびれている背中の部分が腫れており、背骨の両側の筋肉が肩胛骨より高くなって熱を持っています。

 腰痛で背筋を痛めたとしても、日常生活の中でここまでひどくなることはあり得ません。

 伺うと、8月から他所のカイロプラクティックに10回通っていて、どんどんひどくなったとのことでした。周囲の家族がおかしいと気がつき、そのカイロプラクティックに行くのをやめ、インターネットで当施術室を見つけ、お越し頂いたとのことです。

 想像するに、背骨に対してスラスト法(骨をバキバキさせる施術)を行い、バキバキ音がしないので力任せにひねり、背筋が炎症を起こしたものと思われます。

 私も場合によってはスラスト法を施術しますが、めったにしませんし、音がしない場合はそこでやめます。スラスト法を行うと必ずバキバキ音がすると勘違いしている施術者もいるようで、それがこのような
事故にもつながります。

 うつ伏せになると辛いということで、夜寝る時の楽な姿勢と同じになるようにクッションの上にタオルケットを巻いて載せ、そこにうずくまるように背中を丸めた姿勢になっていただきました。

 そこまでひどい状態になってしまったということです。そのままその施術を続けていたら、歩けなくなっていた可能性もありました。

 背筋を触ると熱を持って腫れています。明らかにここで神経を圧迫しているようです。直接炎症を起こしている背筋の周辺と仙腸間接周辺への施術を行いました。

 炎症を起こしている部分は何もしていないということでしたので、冷湿布するようにお伝えしました。痛みが強いお尻には湿布をされていたようですが、
痛みの原因となっている背筋の炎症は、まったく気がつかれていないようでした。

 私、毎日来るようにとは通常言わないのですが、今回ばかりはお近くにお住まいということもあり、3日連続で来ていただきました。

 2日目は、まだ痛くて痺れているということでしたが、初日に引きずっていた右足も普通に動くようになり、3日目はさらに痛くて前屈みだった背筋も伸びて、足取りもさらに軽くなりました。

 そこで一区切りして、数日後にもう一度ということにしましたが、仕事が忙しくなったということで、その日はキャンセルになってしまいました。もっとも、仕事ができるということは、そこまで快復したということです。

 後日お客様のお店に伺うと、まともに歩けなくなっていたのがうそのように動き回っていらっしゃいました。

 私もひと安心です。

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